「管理監督者・人事労務担当者・産業医のための労働災害リスクマネジメントの実務」
2020年6月、株式会社日本法令より『管理監督者・人事労務担当者・産業医のための労働災害リスクマネジメントの実務』を上梓いたしました。
労働災害や業務による健康障害の原因には2種類あります。1つは、事故や疾病の要因となる環境変化が起こっているのに、その変化に対応しなかったことです。もう1つは、以前より事故や疾病の要因が存在しているのに、その要因に気づかずに改善がなされなかったことです。
変化への対応や問題点の改善ができずに事故や疾病が発生したのであれば、企業は被災者やその家族より損害賠償請求を受ける可能性があります。労働トラブルの発生や拡大を防ぐためにも、人事労務担当者や管理監督者は迅速かつ誠実に事後対応すべきです。
そして、事故等の原因調査や事後対応の結果を評価し、そこから教訓を導き出し、予防管理を徹底しなければなりません。
この過程においては企業だけでなく、産業医等の産業保健スタッフも重要な役割を果たす必要があります。
そこで、本書においては、労働安全衛生分野の主要なプレイヤーとなる人事労務担当者、管理監督者および産業医の具体的な対応方法と必要となる法知識を解説しました。
働き方改革をめぐり改正された労働基準法や労働安全衛生法、またパワハラ防止法、これに伴う行政の指針にも対応しており、そのための実務知識を得ることができます。
■第1章 労働災害による危険・健康障害防止のマネジメント
■第2章 残業リスクマネジメント
■第3章 メンタルヘルス不調の防止マネジメント
■第4章 パワーハラスメントの防止マネジメント
■第5章 メンタルヘルス不調の人事対応マネジメント
■第6章 産業医業務をめぐるリスクマネジメント
■第7章 健康情報保護マネジメント
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本書が健康な働き方を追求するリスクマネジメント活動に寄与できれば幸いです。
以下のサイトで販売しておりますので、ご一読いただければ幸甚です。